茅の輪を参道に立てました。
(後日、両脇に青竹を立てます。今から立てると枯れちゃうので・・・。)
夏越しの大祓と、当社例大祭に合わせて茅の輪をくぐり、
暑い夏を乗り越え、本年後半の無事息災を願います。
くぐり方はちょっとややこしいですが、
まず、正面から入り、左まわり。
次に、正面から入り、右まわり。
また、正面から入って左まわり。
そして、正面から入って神前へ進み、拝礼。
夏越しの祓えでは、この時、古歌を唱えます。
「水無月(みなづき)の
夏越しの祓へする人は
ちとせの命 延(の)ぶと いふなり」
昔、薬もなく、お医者さんも少なく、衛生環境の良くなかった時代。
夏は疫病のはびこる季節ということで、特に気を付けるべき季節とされていました。
疫病は魔物のしわざと恐れられていましたので、なんとか疫病から逃れようと、
様々なまじないをして、祈願したそうです。
茅の輪くぐりはその代表的なものの一つで、現在でも全国各地の神社で行われています。
来る7月14日・15日は当社の例大祭にあたり、それまで茅の輪を立てておりますので、
御参拝の折には是非茅の輪をくぐって、お参り下さい。