妊娠五ヶ月目の戌（いぬ）の日に、木綿の布で作られた腹帯（岩田帯）を巻きます。
戌（いぬ）は多産であることや、よく吠えて邪気を祓うとか様々な意味が込められています。
岩田帯はもともと斎肌帯（いはだおび）から変じたもので、「斎」は「忌（い）み」の意で、
妊娠中の様々な禁忌（つつしむべきこと）の期間に入ることを意味します。
出産は母にとっても子にとっても命がけの出来事です。
無事安産で出産できますようにと、神様にお祈りいたします。
また、出産後は産湯を浴びたり、お七夜の命名をしたりします。
生後30日を過ぎたら氏神様に詣で、無事出産の感謝と益々の成長をお祈りするお宮参りを行い、
100日前後にお食い初めを行い、食べ物に困らないようにという願いを込めます。
（地方によって日数や習慣の違いがあります）
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